本日はたまたま「七五三祝いの日」というわけでIntel CPUのCore i7、Core i5、Core i3の選び方というネタで私なりの考え方をお話したいと思います。
最近ではCore i9モデルも出てきましたので少しややこしくなっていますが、基本的な考え方は数字が大きいほど性能が良いということになります。(i9については今回は言及しません)
Core i7 > Core i5 > Core i3
パソコンの値段もそれに伴ってランクが異なります。予算が許す限り高性能なCPUを使った方が良いというのが一般的な考え方と思われますが、おそらくCore i7を選ぶ多くの方は過剰投資の可能性が高いと私は思います。
パソコンで何をするかによりますが、インターネット・メールやWord・Excelの基本的な操作が中心という方であればCore i5でも十分すぎるぐらいです。メモリの容量や記憶媒体(ハードディスク、SSD)の仕様にもよりますがCore i3でも十分行けると思います。
私個人の場合ですと、自宅に約6台ぐらいのPCがあります。用途はメイン機、サブ機、Linuxを使ったサーバ機、検証機などですが、半分がCore i5、残り半分がCore i3です。というより、今まで個人としてCore i7を使ったことはありません。
大まかなイメージですが、仕事で設計用のソフト(CAD)などを使う方、動画の編集を頻繁に行うような方でしたらCore i7を使った方が効率良いと思います。動画の視聴のみでしたらCore i5もしくはCore i3で十分です。
普段は必要ないが、万が一の時のことを考えて余裕のある方が良いという方もいらっしゃるかもしれません。それでは逆にCore i5やCore i3を積極的に選ぶ理由はあるでしょうか。
一つは電力消費の問題。高性能であればあるほどCPUはより多くの電力を消費し、それに伴って熱を発生させます。環境問題という側面もあるのですが、今年の夏のように猛暑が続くと、パソコンから発生する熱も意外に侮れないことがあります。締め切った部屋で冷房の効きが今一つだなあと思っていたら、パソコンの背面から出ていた熱風が影響していたなんてケースも。
もう一つは静粛性の問題。上の問題にも絡みますが、電力消費の高いCPUの場合、冷却のため高速にファンが回転しますのでうるさく感じることも多々あります。これはメーカーや発売時期によって状況は異なりますが、当方でメインに扱っているVAIOの一体型マシンですと、内部の温度に応じて自動的にファンの回転を制御する仕組みになっています。
Core i5やCore i3のモデルではそれほどうるさいと感じることはないですが、Core i7のモデルですとパフォーマンスを優先するあまりファンの回転が速くなり、目の前で作業をするにはちょっと気になるという状況が結構あります。
以上、あくまでも主観によるものですので、ご参考程度のネタということでご理解ください。
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